当協会は、妊娠中・出産・産後に関する”母親のための”ヘルスケア情報を収集、発信することで、全てのお母さんが「自分自身の健康を犠牲にせずに」妊娠期および産後を過ごしていける社会を目指しています。

　昨今子育てに関する情報へのアクセスや赤ちゃんの健康をサポートする環境は格段に向上しつつあります。

　しかし、母親自身の健康、どのような出産を迎えるか、妊娠中や産後のＱＯＬに関してはまだまだ関心や情報が広がっておらず、「妊娠期はつらく痛みがあるもの」「母親は育児のために身を削るもの」というような風潮が未だ在ると感じています。

　また現代医学においては、妊娠期の運動習慣が（一部運動禁止の指示を受けた妊婦を除き）母体にとっても胎児にとっても非常に有益であると結論付けられているにも関わらず、多くの女性がその事実を知らずに出産を迎えています。

　反対に、産褥期の誤った認識によるダイエットやエクササイズがその後の母親の不調や尿漏れなどのトラブルを招いている例も見受けられ、妊娠出産に係る女性のフィットネス教育の普及は、存分に改善の余地があると考えます。

　当協会では「母親がいきいきと生活していること」が子育てにおける何よりの重要な要素であると考え、主に運動というアプローチから上記の目的を達成すべく活動して参ります。

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